ショパンコンクール 予備選  6日目 7月18日

ピアノ好きのアマチュアです。5年に1回のショパンコンクールがライブと録画で見れます。予備予選ですが、素晴らしい演奏がたっぷり。日本人もおおいです。

 

三好朝香

技術があり、しっかり打鍵している。ショパンとしては音が硬いかな。安定感あるけど、マズルカっぽいリズムがほしい。バラードも、止まり気味で、もうちょっとさりげなくてもいいのでは?ホール全体に響き渡らせる意識が強そう。後部座席で聴いたらすごくいいのだろうな。

 

谷桃子

大きな舞台で、物おじせず堂々と弾ける、肝の座ったピアニスト。スケールが大きいが、音が固く感じることも。もう少し離れたところで録音するとまた違うのだろうか。ショパンとしては大味でエネルギッシュ。音をよく聞く繊細さと、様々な感情への理解が感じられるといい。音楽の内面を表して欲しい。プロコなどはステキなのではないか。

 

Arsenic Mun(ロシア)

ババヤンのお弟子さん。ヤマハだけど、ショパンらしいモヤっとした柔らかい音と自然な歌。センスのあるエチュード、深みのあるマズルカ。バラード1番は少し弾きづらそう。

 

中川まやか

以前から大好きなピアニスト。ノクターンは、期待通りの美しい音色。音の美しさをよく感じていることがわかり、引き込まれる。でも、2曲目のエチュードから、崩れてしまった。繊細な方だけにプレッシャーも感じやすいのだろうな、気持ちがそのまま音に出る。。もったいなくて仕方ない。10ー8は鬼門だ。。舟歌も少し速くなってしまったのだろうが、曲の表現としてして素晴らしい。

素晴らしい音楽的能力を見てパスさせてあげてほしい。。。コンサートに行って応援しよう。

 

中村優

きれいに演奏するピアニスト。日本人のコンサートでよく出会う感じ。突き抜けてしまえば?と思わなくもないが、親しみを感じた。

 

Viet Trung Nguyen(べトナム)

表現力のあるピアニスト。ミスが多少あるが朗々と歌っている。舟歌が特に良かった。