子犬のワルツ 大人再開5年目のピアノ練習

引越などなど用事が重なり、3ヶ月ぶりになってしまいました。以前、書き溜めていた記事がたくさんあるので、まずは、それらを順次アップします。

子犬のワルツといえば、ショパンの曲として最も有名かもしれません。しかし、私はそこまで好きという訳でもなく、子供の頃には弾いたことがありませんでした。

そうはいっても、ピアノを練習しておいて子犬のワルツを弾いたことがないなんてありえないですよね。ピアノを再開してから一度練習したことはあるのですが、うまく弾けませんでした。実はとてもむずかしい曲です。

今回、改めて練習して、とりあえず気づいたのは、

  • 体の左右の動きをしっかりと。猫のように体を柔らかく、ピアノから体が離れすぎないように。
  • 4小節単位だけど、フレーズの間で間があきすぎるので、つなぎ方を練習する。
  • 3拍目が短すぎると、優雅なワルツではなく、慌てたワルツになってしまう。
  • 左手の音が大きすぎる。右手をノンレガートで切ってはっきり弾く方法もあるが、体の重心を右に大きく傾ける。
  • ペダルを使って響きをふくらませることで、強弱をつける。
  • バスの音に耳をすませて、この響きで曲を作る(ペダルはバスのため)。
  • 強弱をつけるために、弱音ペダルも使用する。
  • 左手は、脇の下から動かすと楽。肘を内側方向、つまり体の方に引き寄せ入れる感じ。左に戻す時に力が入るので肘が自然と上がる。反時計回りに肩からグルグル回す(直線往復ではなく)。

 

録画してみる。

「あー下手だ。この曲向いていない」と思いつつ、ユーチューブで他の方の演奏をいろいろ見てみる。

  • ペダルをもっとうまく使おう。基本的には拍ごとで踏み変えることを練習する。こうすることで右手がはっきりする。膨らませたいところだけをペダルでつなげる。左右のバランスもよくなる。軽く弾きたい曲だから、ペダルは浅く短いのが基本。
  • トリルが入るところは、ほんの少しだけゆっくりめにして、手首を前方へあげながら弾く。ペダルを外してみる。
  • 右手はローリングをしっかりして、黒鍵の音もしっかり出るようにする。手を奥に、高めにするためには、椅子は高い方がいいのかも。とはいえ、カチカチ弾く曲でもなく。
  • 中間部の転調部分は覚えにくい。眠っていても指が動くまで弾き込む。

 暗譜はしたけど、中間部が少し不安なので、これからもたまには楽譜を見て和音の確認をし直そう。

 装飾音符のところも難しいままだけど、はっきり聞こえないピアニストも多いから、リズム優先ということで、この程度でよしとしようかな。