平均律 第5番 ニ長調 プレリュード ② 手首の痛みが治った!

ピアノ再開5年目のアマチュアピアノ弾きです。体中が故障しているアラフィフですが、健康維持のためピアノの練習に取り組んでいます。

半年以上、右手首の痛みに悩んでいました。手首を全く動かすことなく、体を並行移動させて弾いている期間もありましたが、 指先を固定して、手首を回す、特に小指側を意識して回す運動や、背中と肩を回していったら、右手小指側の手首の痛みが治りました!ほぼ完璧です!少しずつ、手首が使えるようになってきたのは嬉しい。

 

その手首回しにちょうどよい曲が、このプレリュードです。

 

最初のうちは、

  • 思い切り手首だけを使って、思い切り強弱をつける練習
  • 肩や肩も動いてもいい、同じような練習。
  • 体の位置を動かすことを意識した練習

をしました。

また、左手は、アルベルトバスであることを意識して、暗譜することを目指し、指を置いたまま弾いてみました。

また左手があまりメトロノームのようになってもだめのよう。左手が正確にリズムを刻むというのはそのとおりかもしれないが、盛り上がるところは右手に合わせてあげないといけない。跳ねるように弾くのは出だしなど、リズムを刻む所だけかもしれない。

 

右手は、指を伸ばし気味にし、指先が鍵盤に当たるように、手首の角度を調節するだけ。高音は右に傾け、低音は左に傾ける。自然とノンレガートになります。ウェブカメラで撮影しながら練習。

 

最初は、ノンレガートで軽くはっきり入り、ドラマチックなところはメリハリをつけ、後半は柔らかいタッチから少しずつペダルを多めに入れて音量をあげて重厚にしていく。最後はバスをはっきりと。

ホール練習の録画を見て

  • まあまあだけど、まだ歯切れが悪い。右手が例えばラファミレというフレーズの場合、ラファのトレモロで練習してみる。手の動きは、このトレモロの動きの中で言い訳だから、まず、手の動きを確認してから、4つの音を弾いてみる。思ったほど、手を動かさなくていいことがわかるし、手のクネクネが取れるので音がすっきりする。
  • スタカート気味やレガート気味など、色々弾いてみる。
  • 左手が裏拍にアクセントがついてしまっているので、1拍目を手をあげて響かせることにする。
  • 次に、木琴をたたいていることをイメージして、スタカート気味に弾いてみる。手首はとても柔軟になる、手首をクネクネさせている感覚はない。おそらく肩から動いていると思うが上腕に力は入っていない。あえて言えば首かな。音は弱いけど響きは良い。リケンが速くなるのだと思う。
  •  ロシア・ピアニズムの動画を見て試したこと。腕を脇にぶらさげて、肘は真下、腕は内側を向いてた形。まあ、木琴のバチを持つ形で弾いたら、すごく楽だった。肘が体によくぶつかって、意思しているのは、首からぶらさがって振り子のようになっている肘。親指側の手首を少しあげる。
  • お腹と胸を突き出して、首を長ーく伸ばしているイメージで、音が思い切り軽くなるように弾いてみる。背中を伸ばそうとすると、背中に力が入ってしまうから。お腹やお尻に力が入って今の筋力では2分くらいしか持たないイメージ。