へパーデン結節になって5週間 ピアノは続けられるのか ②

ピアノ再開3年半のアラフィフ、アマチュアです。真面目に練習を、と思った矢先に、指の関節炎になってしまいました。本を読んでみると、「10本の指が次々と痛み、変形していく」と、恐ろしいことが書いてあります。ピアノはどうなる?発症して5週間の記録です。

 

前回書いたように、数日の全身安静で、ひどい痛みはなくなり、ピアノも、弱々しくなら弾けるようになりました。1週間くらいで、ある程度治ったので、軽い方だと思います。でも、最初のうちは、すべての指がなんとなく、力を入れにくい感じなので、こんな指の状態でも弾ける曲はないかと、一生懸命探していました。右の4の指だけであれば、あまり使わないで弾ける曲、結構あります。平均律1番の前奏曲とか、ショパン「大洋のエチュード」、op25-3とか。

そんなこんなしているうちに、指も落ち着いてきて、ここ3週間くらいは、普通の曲も練習し始めました。もちろん、ショパンエチュードは、しばらくお休み。ゆっくりの曲でも、指を鍵盤に押し付け気味の曲は厳しい。

ここ3週間くらい取り組んでいるのは、ショパンの「舟歌」です。難しいけど、それは、指の問題というより、音楽の部分だよね。キラキラした音を出すのは、指に負担少ない感じです。大音量が必須ということもないと思うし。これまでと少し違う方法で練習しています。詳細は、また次回。

 

関節炎は、まだ治っていません。痛くないけど、水腫があります。痛くなければピアノは弾けるので、いいと言えばいいのですが、また痛みが出たら嫌だな、という恐怖はありますので、水腫も無くなるように、頑張らねば。

最近は、2時間ほど散歩しています。血の巡りをよくして、体のコリを取りたい!歩きながら、いろいろな場所をクネクネさせて、関節の可動域を広げるための運動をしています。ちょっと格好悪いけど、外を歩きながらの方が、気持ちがいいです。

自己流ですが、自己流であるだけに、どこをどう動かすと、どこのコリがほぐれるのか、自分で発見できるのが、なかなか楽しい。毎日、伸ばしてゆく場所が少しずつ変わっていって、体が柔らかくなっていく感じが嬉しいです。でも、体を柔らかくするには、毎日2時間、1年くらいはかかりそう。。

指のマッサージもかなり丁寧にやっています。

結局、治すためには、骨のぶつかり合いを減らすのと、炎症を抑える、の2点に尽きるのですね。体の硬さが体の歪みを引き起こすし、血の巡りの悪さが炎症を強めてしまうから、運動と、ストレッチ、栄養、という当たり前のことに行き着いています。

 

ところで、関節炎になった原因ですが、携帯電話なのではないか、と思い始めています。ここのところ、コロナの影響で、携帯電話を見る時間が激増していました。なんとなく指で持っていた時間が長かったのです。携帯を持つと、1、3、4の第一関節に負担がかかります。調子悪い指と一致します。。

 

プロではないので、痛む間は、譜読みや鑑賞や理論をすればいいと割り切ります。ピアノが弾けなくなる理由は、関節炎だけではないので、あまり気にせず、弾けるよう時に弾ける曲を弾こうと思います。