大人のハノン ② 弱い指発見!なんと中指だった!

趣味のピアノを再開して3年になります。30年間のブランクがあり、四苦八苦。好きな曲を弾くのは暫く棚上げして、基礎練習に集中することにしました。ハノンを使って、左手の片手練習を始めて3ヶ月。指の独立のため、2つずつ音を取り出し、トリルにして練習。ここ1週間ほどは、トリルの数を3回、4回に増やして、練習しています。

効果は絶大で、速いパッセージやトリルの苦手感が、だいぶ減ったと思います。

でも、フレーズに戻して、かなり速いテンポで弾こうとすると、やはり、どこかで、指が転んでしまうのです。

転んでいる箇所は、毎回、チェックしては、楽譜に記入しているのですが、どうも、いつも同じ箇所のようです。

そして、転んでいるのは、なんと、「3の指」が含まれているところのようなのです。

3の指って、一番強いはずですよね。一番、使っているはずなのに、どうして転ぶのだろう。

鍵盤の上に5本の指を全部乗せて、3の指だけ上下の動かし、連打してみる。あれ?なんか、動きが遅い。右手と比べると、全然違う。

左手の、3以外の指も同じようにやってみる。思いの他、1や5がよく動く。1や5は、本来は不器用なはずなのに。この3年間、少しは意識して練習していた効果があったのか。

それにしても、3がガンだったとは驚き。

 

3が動かない理由は、トレーニング不足だろうから、3の指だけを大きく上下させるトレーニングをやろうと思う。

でも、ちょっと待って!指が動かないのは、トレーニング不足のせいだけではないかも。以前、整体師の先生に教えてもらったのだが、筋肉が固くなると、「可動域が狭く」なるだけではなくて、動きの「スピード」も落ちるそうだ。足が速くなりたかったら、「筋肉を緩める」のが大事だそうだ(直前のやりすぎは✖︎)。

なので、3の指を動かしている筋肉を自分でマッサージする。まず、手のひらにある虫様筋、それから、水かきの部分。水かきは、筋肉ではないけど、ここが硬いと、引きつってしまって、指が動かなくなるから、ここや第3関節周りも、柔らかくなるまで、マッサージ。

あとは、もちろん、前腕の筋肉。右の肘で、ざっくりと押していく。血流が良くなればいいだけなので、「3の指を動かしている筋肉はどこだ?」とばかり、厳密に、ピンポイントを押す事ばかり考えなくても良いと思う。

私の3の指は、3日後には、絶好調になっているだろうか?