アラフィフのアマチュアが、30年ぶりに、ショパンのエチュードに挑戦 

 50歳近くになって、30年ぶりにピアノを始めました。

 

 大学生までチョコチョコ弾いていたけど、英才教育とは程遠い、文字通り「趣味のピアノ」でした。

 

 子供が習っていたブルグミュラーから始め、3年ちょっと経ちました。

 年も年なので、人様から何と言われようと、とにかく「弾きたい曲」に挑戦してきました。が、最近、この方法は、非効率かな、と思うようになりました。なぜかというと、この3年間の涙ぐましい努力の結果、暗譜はできることがわかったけど、肝心の指が動かないのです。

 

 それで、今年の2月頃から、ハノンを始めました。左手だけです。右手は、ある程度動くので、ショパンエチュード(全24曲)をゆっくりと。

 

 これまでもショパンエチュードには何回か挑戦しようとしたものの、いつも頭痛がしてくるので、挫折していました。今、理由を考えてみるに、いくら練習しても、ちっとも弾けるようにならなかったから、体が拒否していたのですね。

 

 何しろアラフィフですから、難しい曲に取り組むには、1年がかりか、2年がかり。

 

 でもそんなことやっている暇はない!

 

これまでは、一定期間、1つの曲にじっくり取り組んでいましたが、これからは、毎日、数曲ずつ、最初の1ページだけ、ほんの数分ずつ練習することにしました。これで、エチュードにも、頭痛が起きずに取り組めるようになりました。

 

 今は、初めて3ヶ月近くになります。弾けるようになった曲はないけれど、毎日、発見があります。試行錯誤した跡を残しておきたいと思うようになりました。

 

 自己流ですので、練習方法の答えではありません。指の固くなったアラフィフによる、無謀な挑戦記録としてお読みいただければ幸いです。